中年女子の仕事と壁

ロストジェネレーションのアラフォー女。リストラや未婚など不安定な生活を綴る。

クリエイターは金持ち?

作家や芸術家、小説家など

駆け出しのうちは貧乏なのが定説だ。

 

しかし「コンテンツ制作系」

恥ずかしい言い方をすれば「クリエイター」は

現代の商業の流れに乗っかってビジネスをしている。

お金がもらえて当たり前だし

仕事量の違いはあれど、人並みにやっていれば

家族を養い、子供を2人ほど大学に行かせる位の

収入をもらってもいいはずだ。

 

しかし大手出版社、代理店でもない限り

例えばフリー、制作会社などだったら、

最低限の給与しかもらえない。

「好きなことをしているんだろ」といわれ

薄給でも喜んでいるかのように。

 

実際私も、お金がなくてスナックでバイトをしていた

 

 

ここではたらいくが出している

職業別年収ランキングを見てみよう。

 

グラフィックデザイナー 平均年収266万円

ライター・記者・編集者 平均年収259万円

 

こっちのデータでも

グラフィックデザイナー 平均年収398.8万円

 

何歳の人の年収かにもよるが

はたらいくのデータは、転職市場のものなので、

転職の多い若年層の年収を設定しているのかも)、

実際年次が上がっても

グンと年収が上がることはない。

それを理由に転職する人もいる。

 

日本人の平均年収は414万円(平成25年度)。

平均くらいならいいじゃないか、と思うだろうが、

日本全国の平均は、住居費が激安の土地に住んでいる人も含まれている。

都市部に住むことの多いコンテンツ制作系は、

住居費など必要経費がやや多く掛かる。

 拘束時間がやたらと長いし、決して割に合わない

 

もっと付け加えると、

薄給の人ほど、仕事の川下にいる(下請け、孫請け)ので、

思い通りに、自分の想像力を武器に!なんて仕事にしてはいない

決められたガチガチの範囲の中で

作業をしているのだ。

 

いつか業界内で有名になり、

ビッグマネーを!と思っている人もいるが、

時代や運も左右するので、実際は難しい。

ビッグになった人が少数だからこそ、

みんなその人をロールモデルに夢を抱くのだ。

 

一部の有名クリエイターの

「私生活に迫る」「広い交友関係で夜はパーティ」「自宅訪問」

みたいな雑誌やウェブの記事がある。

そんな「あいつら楽して金稼ぎやがって」とやっかまれる人は

本当に一部の人のみ。

私のような下流コンテンツ制作系は平均年収より下なんてザラ。

やっかむとしたら、人を選んでいただけたら幸いです。