中年女子の仕事と壁

ロストジェネレーションのアラフォー女。リストラや未婚など不安定な生活を綴る。

ないものねだりの企業。

転職エージェントに会ってきた。

リクナビDODAマイナビに登録するのはもちろん、

色々世話を焼いてくれる転職エージェントを使うのは、

転職市場では当たり前のようだ。

 

私はコンテンツ制作系なので

宣伝会議の「マスメディアン」に登録をしているが、

それだけだとラチが空かない。

他のエージェントにも会いに行くことにした。

 

こちらの条件、企業の条件など

色々付き合わせるが

いちばんネックになるのが私の年齢

 

しかしよぅ、

30歳くらいだと実績がないと言われ、

アラフォーになって実績があると年を取っていると言われる

 

30歳以下で華々しい実績と経歴がある奴なんて、

一流企業に勤めていい仕事に恵まれたラッキーマンしかいねぇんだよ!!

 

もちろんこんな一部の人以外も

転職するはずが、

どうやっているんだろうか?

純粋に、疑問だ。

 

 

ジャスミン キャリアスタッフ

ネットワーキングも使い様。

「朝活の異業種交流会に来ませんか?」と知人からお誘いを受けた。

それがBNIだった。

 

※「BNI」とは、世界最大級の異業種交流組織で1985年にアメリカで始まったもの。起業家を中心とするメンバーの間で信頼関係を構築し、その上でリファーラル(Referral)と呼ばれる紹介を通じて、お互いのビジネスの拡大や売上アップに焦点を当てた環境と仕組みを提供するもの。BNIの各チャプターは、各業種から1名のみ加入する事ができ、紹介を通じてお互いのビジネスを発展させることを唯一の目的としている。

 

朝7時半、都内の説明会に行ってみた。

貸し会議室に人が60人くらいいる。

ほとんどがはじめて説明を聞きに来た人のようだ。

 

新興宗教やマルチ商法の説明会には行ったことがないのに

まるでそんな雰囲気。

首にストールを巻いた(似合いってない)エセIT社長みたいな男性もいる。

 

「お互いのネットワークを使って仕事を紹介し合う」と、

幹事役の人が熱心に説明をしている。

 

参会者の自己紹介タイムでは

飛び込み営業などで日々苦労されている人がたくさんいた。

ここに来たのは、藁をもつかむといったところか。

(お互い大変だね!というまなざしで)

 

2時間ほどで会は終わった。

このBNI。

システムにうまくハマれば、もちろん素晴らしいと思うが、

これは厳しいなぁ、と思うハードルがいくつかあった

 

●お金

入会金2万円、年会費年10万円。

参加費も都度かかるらしい(会議室代?)。

運営費なんだろうが、会員の懐に入らないこのお金、どこへ行くんだろう?

 

入会システム

入会するとき、家族・同僚以外で、ビジネス上のつきあいがある人の

連絡先を教えなくてはいけない。

BNI本部は、その人へ電話して

「中女さんについてうかがいたいのですが…」とか聞かれるらしい。

なんて取引先へ迷惑なことを!

そして取引先が「中女、あやしいことしてるな。あいつと仕事するの止めようかな」

となる可能性も若干あるんじゃね?

 

●出席システム

毎週朝の定例会に必ず出席せねばならず、2回欠席したら除名。

私は朝が弱い!

 

●紹介システム

毎週の定例会で、

各自報告をしなくてはいけないらしい。

「メンバーの仕事を第三者に紹介したか」を。それも毎週。

もし紹介してなかったら、色々ご指導が入るそうだ。

 

こちとら毎回弁護士だの、不動産だの、紹介する相手なんていませんよ。

もちろん一般客相手の客単価の低い飲食店だったとしても。

 

仮にいたとして。

私が誰かに「いい税理士いないかな?」と相談されたとする。

昔からの知人で優秀なAさんを紹介したいな、と思ったとしても、

メンバーになったら、BNIでつながっているBさんを紹介しなくてはいけない。

これ、不自由じゃない?

 

このネットワークは自営業や新規顧客開拓の営業の人などを対象にしているので、

事務系、企画系や既存顧客を相手にする会社員はまったく知らないだろう。

 

これがマルチなのかネズミ講なのかはわからないが、

こんなシステム使わず仕事が来るほうがいい、と思う私は

甘いですか?

 

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未婚のプロになりきれない。

この歳まで、未婚。

 31歳くらいで当時の彼氏と別れたのが最後だ。

 

もちろん今まで、男性とデートすることもあったし、

既婚男性となんやかんや、みたいなのもあった。

街コンに行ったこと、Yahoo!の出会い系に登録したり、

知人に紹介してもらったこともある。

街でナンパされることもある。

 

でもこのザマだ

 

自分のことを振り返ると、

超絶美人でもない。

家事全般が得意とはいえない(料理はできるが、片付けができない)。

逆タマになるようなお金持ちの娘でもない。

性格は、いいところもあれば悪いところもある。人間だもの。

 

相手にだって望むことはある。

例えば家庭に協力してくれる人がいいし、

人を差別するような人は嫌だし、

健康な方がいいし、

無職は困る。

こんな必要最低限と思われる要素が

案外難しいのはなぜだろう

 

ふと思う。

世間で多くの方々が結婚しているのに、

なぜ私は独りなの?

 

無職or不安定な収入になると、

旦那に養ってもらえる生活が、うらやましい。

 

学生時代の友人たちが専業主婦になると

「せっかく大学まで出たのに、もったいない」と思っていたこの私が。

 

働くのはつらい。でも、いいことだってある。

たくさんの人との出会いがあり、

自分の経験値を高め、

自信と信用が生まれる。

 

専業主婦になれたとしても、

離婚することもあるだろうし、

家事は決して簡単な仕事じゃない。

子供を育てるなんて、すごい責務だ。

 

今の私は

隣の芝生が青くて青くてたまらないのだ

 

恋愛がしたい、なんて贅沢はいわない。

せめて、精神面だけでも支えあえる人がほしい。

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氷河期は終わらない。

新卒での就職活動の時、

時代は就職氷河期だった。

 

というか、氷河期じゃない時代って、

近年だとリーマンショック直前の2年くらい?

もはや就職が困難なのが当たり前だ。

 

 

当時はリクナビが使われだした頃だが、

葉書での資料請求もまだ生き残っている混乱期。

葉書で一社一社に会社案内の資料をもらうことが

就職活動で必須だった。

 

で、新卒の時もマスコミや流通を中心に、計100社くらいエントリーした。

もちろんことごとく落ちた

就職氷河期+マスコミ志望=死

面接に進めたのも、半分?いやそれ以下か。

 

有名企業の選考がいかに熾烈かを知った。

フジテレビは書類選考なしにいきなり面接で、

すごい人数がお台場本社に押し寄せていた。

面接や採用を流れ作業で行うブースの一角で、

おそらく面接を失敗した学生からの電話を受けている社員さんがいた。

「面接は再度実施できません。もし従っていただけない場合、

弊社に合う方ではないと判断します」みたいな説得を、受話器にしていた。

 

 

講談社は非常識テストと言われるペーパーがたまたま通り、

3次選考くらいまで行った。

案内をしてくれるオジサマがとても優しく、学生一同癒されていた。

三浦しをんの「格闘する者に○」で、

おそらくそのオジサマがモデルとなった登場人物が出てくる。

 

今の就活生にも心底同情する。つらいもん。

私は「就職運」のなさは、新卒時代から

もちろん言い訳にならないのだが、

あまりに同じことの繰り返しで、呆れる。

 

ちなみに結局就職が決まったのは、

大学を卒業後。

アルバイトをしていた8月ごろだった。

ジャスミン キャリアスタッフ

愛されない女子。

派遣先の最終出社日、

社員宛に挨拶メールを出した

よくありがちな「お世話になりました」という主旨の。

 

そうしたら、自分のチームの人からの返信が一切なかった

(違う部署の人からは、少々返信いただきましたが)

 

1年以上そのチームにいたのに・・・。

人の入れ替わりが激しい職場だし

イチイチ感傷的になってられないのかもしれない。

 

とはいえ、それほど自分が惜しまれない人間だったとは。

私もパワハラ気味の男性社員が嫌いだったりと、

人のことは言えないかもしれないが。

こういうときに、人望ってわかる。

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アラフォー独女、路頭に迷う。

「来月末で契約延長せずに、終了となります」

派遣元からの電話だった。

先日、私は職を失った。

 

数年間、売れないフリーをやっていた私は

外部スタッフ募集してるところないかなー、とヤケクソで検索したところ、

ある会社が募集をしていた。

派遣で。

 

会社名を聞いたことがある。実績が積めるかも?

私がやったことないジャンルの仕事も業務内容にあるけど、

なんとかなるかも?

 

そしたら受かってしまった。

派遣は社員より入るのが簡単で

書類選考と面接1回程度の選考だった。

もしかしたら、いつか契約社員になれるかもしれない

そう希望を抱きながら入社した。

 

仕事は頑張った。

超優秀ではないかもしれないが、

目の前の仕事をこなし、

深夜まで作業したこともあるし、

大事な競合で勝ったこともある。

プライベートより、仕事中心だった。

土日にメールチェックも欠かさない。

社員と同じ扱いだった。

 

とはいえ、愛想も乏しく、

作業中以外はネットサーフィンしている私は、

社員としてのけなげさはなかった。

プライバシー保護法なのか、

他の人からパソコンの画面が見えないような

フィルターが貼ってあったのは、助かった。

周囲も勤務態度がいいとは言いがたい環境だったので(遅刻も多い)、

目立たなかった、と思いたい。

 

忙しさのピークを過ぎた頃、

定時で帰る日も多くなり、暇だなーと思っていた。

 

そして、

社員になることなく、私はその会社を去った。

ジャスミン キャリアスタッフ

フリーランスの向き不向き。

30代の数年間、会社に所属していない頃は

フリーの仕事とバイト(スナックのカウンターレディ)で

食いつないでいた。

もちろんバイトをしていることは誰にも言っていない。

必死だったし、惨めだった。

 

フリーの仕事と言っても、たいしたものはない。

メジャーな仕事の一部分だけを担ったり、

細かい仕事だったり。

ほとんどが単発ものだった。

レギュラーなら、定期的にお金が入ってくるのだが…。

 

「そこから次の仕事につながるんじゃないの?」と

疑問を持たれると思うが、

小さなやらかしもあり、

愛嬌があってかわいがられるタイプでもないので

信頼をおいてもらえなかったようだ。

一応礼儀など気をつけていたつもりだったが。

 

私は「営業活動」が下手くそだったので、

知り合いから仕事が来るのを受けたり、

小さな賞を受賞したことや、過去の仕事を載せたブログを作り、

そこ経由で依頼された仕事を受けていた。

収入は余裕のない時が多かった。

 

誰かがフォローしてくれる会社員とは違う。

リーマンショックでリストラに遭って、別にフリーになりたかったワケでもなく

本当にフリーは向いてないのだと思う。

 

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